2008年10月31日金曜日

住宅ローンの借り換えとは

住宅ローンの借り換えとは、新たに住宅ローンを借り入れて得た資金で、今までの住宅ローンを一括返済することです。

住宅ローンの借り換えは金利が下落している状況下で特によく実施されてきましたが、最近では旧住宅金融公庫で段階金利型の住宅ローンを借りていた人や、短期固定金利の住宅ローンを借りていた人が、低金利を狙って借り替えることが目立っています。

住宅ローンの借り換えのメリットやデメリットおよび注意点は以下の通りです。

住宅ローンの借り換えメリット

住宅ローンを今までの金利より低い金利のものに借り換えることで、支払利息を軽減する効果が得られること。

住宅ローン借り換えのデメリット・注意

住宅ローン借り換えの手続きは、実質的に新しい住宅ローン借り入れることとまったく同じなので、ローン契約書印紙代、事務取扱手数料、保証料、登記費用等の諸経費がかかるため、これら諸経費の負担も含めた上で、返済総額の軽減効果があるかどうかを確認することが必要。

また、当面の金利が低くなることを狙って、固定金利型から変動金利型、または固定金利選択型に借り換える場合には、将来の金利上昇リスクを負うことにつながるため、総額で利息軽減効果が出るかのかどうかも同時に十分考慮する必要があります。