2008年11月9日日曜日

住宅ローン繰り上げ返済よりオトクな預金連動型住宅ローン

住宅ローンの繰り上げ返済は、住宅ローンの借入残高を減らすことにより、金利負担の減少につながりることから、積極的に行っている人も多いんじゃないでしょうか。

でも、住宅ローンの繰り上げ返済した結果、いざという時のお金が不足して、教育費など必要なお金が貯まらないような事態に陥っては本末転倒ですよね。

預貯金か繰り上げ返済か、と比較検討に迷うような場合、手元にお金を残したままで繰り上げ返済と同じような効果がある預金連動型の住宅ローンを検討されるのも良いでしょう。

預金連動型の住宅ローンは、まとまったお金を手元に残したまま、繰り上げ返済と同等の効果を期待できます。

預金連動型住宅ローンでは、ローン借入れ先の銀行に預金残高があれば、残高と同額までの借入金には利息がかからない仕組みになっています。

たとえば、2000万円を金利3%、10年で借りると支払う利息の総額は約317万円ですが、1000万円の預金があると、住宅ローンとの差額の1000万円のみに利息がかかるため、支払う利息の総額は約158万円となります。

現在は預金が少なくても、今後は増やす予定の人にも預金連動型住宅ローンは魅力的です。

預金連動型住宅ローンは預金を増やすことで、表面上の金利はそのままであっても、実質的な金利を引き下げることができます。

預金連動型の住宅ローンを利用することで、預貯金を全て返済に回し、繰り上げ返済を実行するのと同じ効果が生まれます。

住宅ローン返済を始めても、ある程度預貯金を増やす余力のある人にはピッタリの住宅ローンではないでしょうか。

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