住宅ローンの借り入れを複数の金融機関から行っている方もいらっしゃると思います。
住宅ローンの繰り上げ返済を行う場合、このようなケースではどんな点に注意すると良いでしょうか。
住宅ローンの繰り上げ返済のポイントは、
1) 金利のより高い住宅ローンの繰り上げ返済を優先する
2) 固定金利よりも、変動金利のローンの繰り上げ返済を優先する
3) 返済期間のより長い住宅ローンの繰り上げ返済を優先する
4) 借入額の多い住宅ローンの繰り上げ返済を優先する
ですが、それぞれ、繰り上げ返済が優先されるべき理由があります。
金利の高い住宅ローンの場合、繰り上げ返済したときの利息の軽減効果がより大きく、総返済額を早く減らす効果があります。
変動金利の住宅ローンの場合、現在のような低金利状態がいつまでも継続するかどうか、先行きが非常に不透明ですので、将来、金利が上昇するときに備えて、なるべく早く完済するか、固定金利の住宅ローンに借り替える方が良いでしょう。
返済期間の長い住宅ローンを借りている場合、住宅ローンを完済できるかどうか、不安を感じるのではないでしょうか。
借入額の多い住宅ローンの繰り上げ返済を優先する理由はちょっと分かりにくいかもしれませんね。
住宅金融公庫の例のように、11年目以降に金利が上昇する段階金利制度を利用している場合には、住宅ローンを繰り上げ返済すると、総返済額の軽減が大きくなります。
2008年11月11日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿